- どのような本を選べばいいのかわからない
- できるだけ良い本を選びたい
- 電子書籍ってどうなの?
ここでは、「失敗しない本の選び方」をお伝えします。
あなたは本を選ぶときに、どのように選んでいますか?
「評価の高い本を選ぶ」
「タイトルや目次を見て決めている」
「電子書籍を選ぶ」
どれも素晴らしい理由です。私もたくさんの本を読んでいますが、似たような理由で選ぶケースがあります。
ほんとうにその通りではありますが、こう付け足します。
何かを学びたいときには、「評価の高い専門書」ではなく「わかりやすい入門書を選ぶ」
「自分の興味のある本ばかり」ではなく「あえて他の分野の選ぶ」
場合によっては「紙の本」と「電子書籍」を使い分ける
ここまで考えて本を選んでいる人は稀でしょう。今回の内容は、先ほどあげた3つのことを深堀りしていきます。
これを知れば、本を選びに失敗しないでしょう。
まずは先に大前提の部分をお伝えします・
大前提!その本を読む目的は?
あなたは次のような経験はないでしょうか。
「本を買っても読まない」
これには2つの理由があります。
①勢いで買ってしまったから
その場の勢いで何かをしてしまうことありませんか?
- タイムセールだからと必要のないモノを購入してしまった
- オプションをつけると得になるから購入した
- 勢いでポチってしまった
勢いって恐ろしいです。購入して、自宅に帰ると気づきます。
「あれ?これ何で購入したのだろう?」と。
そうならないためにも、本を購入するときを例にお話しします。
本を購入したあとは「購入後すぐに読む」これが1番おすすめです。
なぜなら、本は買ったあとが「1番気持ちが高まっているから」です。
勢いで購入したということは「何か惹かれること」があったことでしょう。
そしたら、帰宅後や明日読むのではなく「購入後すぐに読む」、これをすれば「本を買っても読まない」ということにはなりません。
これかなりおすすめですので、ぜひ試してみてください。
②その本を読む目的が明確ではないから
本を買うとき「何か目的」はありますか?
たとえば「確実に目標を達成できるたった1つの方法」というタイトルの本があったとします。
これを手に取る理由は「いつも目標が達成できないから方法を知りたいから」「たった1つの方法!というタイトルが気になるから」こんな理由でしょう。
一見すると目的があるように見えます。
ただ、重要なのは「目的を具体的に明確にする」です。
たとえば、「ダイエットで10キロ痩せたいから」「3ヶ月後の資格試験に向けて確実に達成できる方法を知りたいから」などと。
本を購入するときは「本を読む目的を具体的に明確にさせること」で「本を買っても読まない」という状態から抜け出すことができます。
①入門書と専門書どっちを選ぶ?
何かの分野を学ぶとき、つい「評価の高い専門書」を選ぶことはありませんか?
それは「この本にはすべて書いてある」と思うからです。実際にほんとうに書いてあると思います。
ただ、重要なのは「その分野を学ぶこと」ですよね。あえて、すべてが書いてある本を選ぶことはありません。
何かを学びたいときは「評価の高い専門書」ではなく「わかりやすい入門書」を選びましょう。
なぜなら、わかりやすい入門書の方が読みやすいからです。
評価の高い専門書はたしかに内容は素晴らしいです。
ただ、最初から情報が多すぎます。何が何だかわからなくなります。ですので、最初は「わかりやすい入門書で全体像を学ぶ」これがおすすめです。
おすすめは「学びたい分野の入門書を3冊買うこと」です。3冊を買えば。全体像は学べるでしょう。
とはいえ、有名な専門書を買いたくなる気持ちはわかります。
私も心理学を学びたいと思い「ヒルガードの心理学」という1000ページもある本を買いました。こんなのいきなり読めませんよね。
「評価の高い専門書」ではなく「わかりやすい入門書」、こちらの方が確実に学びは進むでしょう。
②あえて興味のない分野の本を選ぶのもアリ
本を買うとき、タイトルや目次等で「自分の興味ある本」を選びますよね。
あえて「自分の興味のある本を選ぶ」ではなく「あえて興味ない分野を選ぶ」これは意外とおすすめです。
なぜなら、違う刺激を得られるからです。
たとえば、自分が会計に興味があるとしましょう。そこであえて心理学の本を読んでみる。「会計」と「心理学」この2つは関係がないように見えます。
これが、あるときつながるときがあります。
それが、かの有名はスティーブ・ジョブズの「点と点がつながる」です。ジョブズは「文字を組み合わせた場合のスペースの開け方などのカリグラフ」の勉強をしていました。
それが「Macコンピュター」に活かせました。もちろんカリグラフを学んだ当時は役に立つとは思わなかったでしょう。ただ、それが後につながりました。
「過去の経験がその当時、思いもよらなかったことに活かせる状況」が来るのです。
ということで、ぜひ「普段読まない本」を読むことをおすすめします。
③紙の本と電子書籍を使い分けよう
本を選ぶとき、誰かのおすすめで選ぶときありますよね。
「尊敬する人のおすすめ」
「書籍解説youtuberおすすめ」
この選び方はほんとうにおすすめしています。
特に書籍解説youtuberは自分が読んで良かった本をおすすめしています。
なぜなら、それが信用となるからです。テレビCMに有名人が化粧品をおすすめしているのに、その化粧品を使用していないとなると、その有名人の信用が危うくなります。
とはいえ、書籍解説youtuberの中には、適用におすすめしている方もいます。私のおすすめは「サラタメさん」「学識サロンさん」です。
前置きが長くなりましたが、本を買うとき「紙の本」か「電子書籍」どちらで買いますか?
「紙の本」も「電子書籍」どちらもメリットやデメリットがあります。
・メリット
「電子よりも紙に慣れているから読みやすい」「あの手にとった感じが良い」「電子は目が痛い」いろいろあります。
・デメリット
「重い」「読みたいときに読めない場合がある」「買うのに書店に行くかネットかで時間がかかる」などです。
・メリット
「いつでも読める」「重くない」「線を引けるなど便利な機能がある」などです。
・デメリット
「慣れないから読んだ気がしない」「目が痛くなる」などです。
もちろんどちらも良し悪しはあります。
ただ、優劣をつけなくても「両方」使えば良いです。
分厚い本は「電子書籍」で読む、軽く読める本は「紙の本」で読む。
分厚い本が理由で読めないのは悲しいです。もしかしたら電子書籍だったら読めたかもしれません。
そんな「失敗」をしないためにも、 場合によって「紙の本」と「電子書籍」を使い分けることをおすすめします。
その本を読んだ後の行動を思い描こう
「失敗しない本の選び方」をまとめると、
- 何かを学びたいときは「評価の高い専門書」ではなく「わかりやすい入門書」を選ぶ
- 「自分の興味のある本ばかり」ではなく「あえて他の分野を選ぶ」
- 場合によって「紙の本」と「電子書籍」を使い分ける
ぜひ参考にして選んでほしいです。
ただ、「本を読むだけ」ではもったいないです。
その「本を読んだ後の行動を思い描く」、そして「行動の先の目標を達成する」、これを実現してほしいです。
あなたは本を読む理由は何ですか?
「娯楽のため」なのか「何か目的があるから」なのか。
もし、「何か目的がある」のなら、本を読むだけではなく、その先を見てみましょう!