「Kindle出版はどのようなメリットがあるの?」
「逆にデメリットは何?」
こんな疑問に答えます
- Kindle出版のメリットがわかる
- Kindle出版のデメリットがわかる
現在、Kindle出版の3作目を出版しました。
Kindle出版とはAmazonが提供している「KDP(Kindle Direct Publishing)」では、誰でも、「無料でかんたん」に電子書籍を出版できるサービスです。
もう「無料」と「かんたん」という最強のメリットを語ってしまいました。
ただ、Kindle出版のメリットはぜんぶで「10つ」あります。
- 0円で出版できる
- 出版する方法をかんたん
- 出版までの時間が早い
- 印税率が高い
- 永久的に販売できる
- 本の内容を更新できる
- 無名でも売れる
- Amazonで販売できる
- 自分の商品を持てる
- 人生が変わる
- 低評価レビューに弱い
- 書くのが大変
- すべてを自分でやる必要がある
- そこまで稼げるわけではない
- 書き続けなければいけない
パッとみた感じどうでしょうか?
結構、厳しいデメリットありますよね。
私もKindle出版をする前にたくさん調べました。
「Kindle出版は売れない」
「費用対効果が悪い」
などという声はたくさん見ました。もちろんメリットも見ました。
ただ、個人的にはデメリットの方が頭に残って、一度は「やっぱりやめようかな?」という気持ちにもなりました。
実際に私は初月で稼いだお金は200円です。
「え?しょぼいじゃん」と思った方がほとんどでしょう。
その通りです。私はしょぼいです。
では、どうしていまでもKindle出版をしているのか?
それは「自分で稼ぐ」という喜びを知ったからです。この記事を開いているということは「自分で稼ぎたい」と思っている方が多いと思います。
いま、いろいろと調べている最中だと思います。
ただ、私はKindle出版をして確信したことがあります。Kindle出版は確実にあなたの「前に進める力を与えてくれる」と。
なぜなら、私自信がそう感じたからです。
何者もない自分がKindle出版をしたことで「前に進む勇気」をもらいました。
「Kindle出版をしようかな?」という方がいたら「絶対にした方が良い」と断言します。
ということでさっそく「メリット10つ」「デメリット5つ」を紹介します。
Kindle出版メリット
メリット①:0円で出版できる
メリット1つ目は「0円で出版できる」です。
Kindleでは自分で書いた本を無料で出版できます。
これって、すごくないですか?
自分で勝手に書いたのに「売らせてくれる」、普通どこかでお店をするときは何かしらに初期費用がかかります。
ただ、Kindle出版は初期費用が0円です。
これは「電子書籍」であるからです。これからは確実に電子が主流になるので、書くなら今がチャンスです。
もちろん、表紙などでデザイン性を高めたいのであれば、少し費用がかかる場合もあります。
ただ、「そこまで求めない」「自分でデザインする」という方は0円で出版できます。
メリット②:出版する方法をかんたん
メリット2つ目は「出版する方法をかんたん」です。
出版する方法を詳しくはこちらを見て欲しいです。
ここではかんたんにお伝えします。
次の3つのステップです。
①本を書く
②KDPに登録する
③アップロードする
めちゃくちゃかんたんです。
本を書くは「自分でテーマや構成を考えて文章にする」
KDPに登録するは「会員登録のような手続きを少しする」
アップロードするは「文章・表紙のデータを送る」
出版はこのような流れです。
もちろん他にも細かい手続きはありますが、銀行口座を作るようなめんどくさい手続きはありません。自分で出版できるのに出版方法がかんたんって、素晴らしくありませんか?
メリット③:出版までの時間が早い
メリット3つ目は「出版までの時間が早い」です。
先ほどの出版方法を3つ目のアップロードを行ってから、約48時間以内にはAmazonに並びます。
「早い!」と思った方もいれば。
「あれ?」と思った方もいるでしょう。
当たり前ですが、Kindle出版をするためには「Amazonの審査に合格する」必要があります。
「え!審査あるのか…..」
大丈夫です。ほとんどの本は審査に合格します。
基準はわかりませんが「私は2万字くらいの本」でも合格しました。
おそらく、不適切な言葉がなければ合格できると思います。不安に思わなくても大丈夫です。
メリット④:印税率が高い
メリット4つ目は「印税率が高い」です。
紙の本の場合は、印税率は販売価格の「5〜10%」です。
しかし、Kindleの場合は「35%か70%」の印税率となります。
70%の場合は「Kindleストアでのみの独占販売」「本の価格は250円〜1250円に設定する」をしなければいけないという条件があります。
35%の場合はとくに制限はありません。たとえば、「250円では売れないから99円にしたい」という方は35%の方を選ぶと良いです。
「え?99円?安くない」と思った方もいるでしょう。
ただ、有名な方や紙の本を出されている方はともかく、私のような無名の人が本を売るとなると「99円くらい」でないと買われません。というか、99円でも基本は購入されないと思っていたほうがよいです。
これが厳しい現実です。
ただ、Kindleには「Kindle Unlimited」というAmazonの読み放題サービスで「無料で販売する」という選択もできます。
しかも、「読まれたページ数×〇〇円」いただくことができます。
読む方も「無料なら読むか」と思ってくれる方がいるかもしれません。
このようにKindle出版には様々な選択肢があります。
とはいえ、最初はどのような販売形態にしたら良いのか迷う人も出てくるでしょう。
おすすめは「Kindle Unlimitedで無料で読める」これが良いと思います。
やはり「本を買う」となると読み手にハードルが生まれます。読まれるようになったら「高めに設定する」このような流れで良いです。
メリット⑤:永久的に販売できる
メリット5つ目は「永久的に販売できる」です。
紙の出版も電子書籍も、売上がないと「絶版される」可能性があります。
「Kindle出版も?」
Kindle出版は、ほとんど売れなくても、自分で取り下げない限り、ずっと販売できます。
Kindle側が方針を変えたら別ですが。
「やっぱり無名じゃ厳しいのか?」
ここで前向きなことを言いたいですが、正直厳しいと思います。やはり、ある程度、影響力がないと売れないでしょう。
ただ、ひたすら努力を続けて「自分の文章力」を上げれば、売れる可能性はあります。
それでもダメな場合はあります。そしたら、その「文章力」を他の場所で活かせば良いだけです。
たとえば、「ブログを書く」「文章力を活かせる会社に入る」「ライターをする」いろいろな可能性があります。
諦めずにひたすら努力を積み重ねましょう!
メリット⑥:本の内容を更新できる
メリット6つ目は「本の内容を更新できる」です。
たとえば、本の内容を更新したいとき、紙の本では「刷り直し」にかなりお金がかかります。
ただ、電子書籍はデータを差し替えるだけなので、お金はかかりません。
誤字脱字が見つかった場合や統計データなどの情報を変えたい場合があります。そんなときはKindleは修正することができます。
とはいえ、また1から作成しても良いでしょう。
メリット⑦:無名でも売れる
メリット7つ目は「無名でも売れる」です。
これはKindle出版意外にも言えますが、「人の心理を突けば」無名でも本を読んでもらえます。
たとえば、「誰でも分かる!」「かんたんにできる!」「断言する」など、このような言葉をタイトルなどに入れると、つい気になってしまいます。
この人の心理を理解して、そこを突いていけば、たとえ無名であってもチャンスがあります。
逆に、人の心理を突かないと読まれません。
無名は基本「読まれない」と思っていた方が良いです。人の心理を操って、読ませた方が戦略としては良いと思います。
もちろん、いくら惹きつけても「中身がなければ」ダメですが。
メリット⑧:Amazonで販売できる
メリット8つ目は「Amazonで販売できる」です。
Amazonの「検索エンジンで売ることができる」、これはかなり強みです。
実際に無名の私が出した「人生が変わる継続の力〜継続さえできたら人生どうとでもなる」という電子書籍がAmazonの検索でヒットされます。
これって結構すごいことですよね。
あのAmazonという大きなプラットフォームで本を売れるのは、ありがたいことです。
メリット⑨:自分の商品を持てる
メリット9つ目は「自分の商品を持てる」です。
「どういうこと?」と思った方もいるでしょう。
たとえば、広告でお金を得ている場合は「広告を出している広告主の意向に依存」しています。YouTubeやグーグルアドセンスなどです。
これって、広告主が「もう広告費を出さない」と言ったら、翌月からゼロになるわけですよね。
広告ビジネスは広告主が利益を出させているから、広告を出していることがほとんどです。
では、自分の商品はどうでしょうか?
自分で主導権を握ることができます。
もちろん、売れるかどうかはわかりませんが、少なくとも先ほど紹介した危険性はありません。
「AmazonがKindle出版を辞めたらどうするの?」
そしたら、他のサイトで売るだけです。
自分の商品がある限り、自分が販売しているサイトで売ることができなくなったら、他で販売すれば良いだけです。
自分の商品があれば、何回でもやり直せることができます。
メリット⑩:人生が変わる
メリット10つ、最後は「人生が変わる」です。
最初に少しお伝えしましたが、何者もない自分がKindle出版をしたことで「前に進む勇気」をもらいました。
何にもできなかった私でも商品を作れば「読んでくれる方」がいました。
いまでも、これといって特別な強みはありませんが。
「Kindle出版する前」と「Kindle出版した後」では、ぜんぜん気持ちの入りようが違います。
「自分でも少しは読んでくれる人がいる」これだけを知るだけ、「これからがんばろう」と思えます。
「そんなに甘くないよ」「あなたの本はこれから読まれなくなるよ」
という方もいるでしょう。
その主張はごもっともです。
この後「Kindle出版のデメリット」を語りますが、そんなに甘くありません。
ただ、どうしても「何か光が欲しい」と思ってしまいます。私の文章力が低いことは知っていますし、読者が求めていることを書けるとも思っていません。
でも、小さくて良いので光が欲しい、自分を「前に進める何かが欲しい」と頭の中で溢れています。
私は別に馬鹿にされても良いですし、「お前の本はつまらない」と思われて読んでもらえなくても良いです。
ひたすら書いていたら、いつの間にか「見たことのない景色が見れる」と、そう信じて文章を書いています。
Kindle出版デメリット
「Kindle出版のデメリット」をお伝えします。
デメリット①:低評価レビューに弱い
デメリット1つ目は「低評価レビューに弱い」です。
「食べログ2.0」「食べログ4.0」どちらのお店に行きますか?
「食べログ4.0」の方ですよね。あえて低い方に行くというのも面白いですが。一般的には「評価が高い方」を選びます。
これはKindle出版でも同様です。
消費者はかなりレビューを信用して商品を購入します。Amazonで商品を購入するときもレビューを見てから買う人が多いと思います。
かくいう私も、レビューを見てから購入することが多いです。
そして、Kindle出版に関しては「最初に低評価のレビューがつく」とその後の売り上げが確実に減ります。
無名で低評価の本をわざわざ誰が読むと思いますか?
では、低評価レビューがついたらどうしたら良いのか?
いろいろ方法がありますが、ここでは2つお伝えします。
1つ目は「圧倒的な文章スキルを身につける」
これは前提です。
圧倒的な文書力で「低評価」を倒しましょう!
2つ目は「再編集して改めて売り直す」
低評価がついてしまったのは仕方ありません、反省して改めて作り直しましょう。
また、悪意がある場合もあります。
有名人で出版している方にありがちですが、ひたすら攻撃する人もいます。
悪意を持って、低評価をつける場合もあります。
逆にいうと、そのようなコメントがついたいう人は「それなりに知られた」という視点も見れます。
とはいえ、厄介ですので、何かしらの対策をする必要があります。
1つ覚えておきたいのが「誰でも反論する人はいる」です。
このように思って、これからあらゆることに取り組むことをおすすめします。
デメリット②:書くのが大変
デメリット2つ目は「書くのが大変」です。
文章を書くことに慣れていない人に「50000字」書いてというのは酷いものです。
しかし、このくらい書かないと厳しいです。
「50000字なんて書けない!」
私もできません。
文章を書くの大変ですよね、どのように書いたら良いのか、どのような言い回しをすれば良いのか、わかりません。
私の初出版は「20000字」です。1ヶ月かかりました。
ただ、初の電子書籍を書き上げたときから2ヶ月くらい経って思ったことは「この記事8000字も書いてる!」です。
あれだけ苦労して20000字を書きましたが、この8000字の記事は「たった1日で4時間くらい」で書けています。
これは私からしたらとんでもないことです。
要は「書き続けていたら文章スピードは上がる」です。
何事もそうですよね。サッカー、ランニングも、やり続けたらそれなりの力が身につきます。
そう思ったら「自分でも書けそう」となります。
デメリット③:すべてを自分でやる必要がある
デメリット3つ目は「すべてを自分でやる必要がある」です。
紙の本の場合は「表紙のデザイン方」「構成を見直してくれる方」など、助けてくれる方がいます。
その分、収入額は減るのは当たり前ですが。
ただ、Kindleで個人出版の場合は「すべて自分でやる必要」があります。
「表紙のデザイン」
「文章の構成」
「タイトル」
「営業」
など、たくさんすることがあります。
逆にいえば、気軽に本を出せるというのができますが。
さらにいえば、そもそも「人の目につかない」という弱点もあります。
たとえば、本屋で並んでいたら、内容に興味がない人であっても目につきます。
一方、Kindleの場合は「Amazonの検索」によって初めて目に触れることができます。もちろん「無料で配布する」と言った工夫をすれば、増えるかもしれません。
ただ、私は「人の目につかない」という弱点は案外問題ないと思います。
インターネット検索する人が多い現代では、本屋に並んで見るよりも「検索してみる」方が多いです。
理想は「本屋に並ぶ」「インターネットでも見れる」です。ただ、無名はできません。
無名は「インターネットでも見れる」に注力するほかありません。
すべてを自分でやるのは大変です。ただ、自分が売れるようになれば「外注する」という選択も1つの方法です。
デメリット④:そこまで稼げるわけではない
デメリット4つ目は「そこまで稼げるわけではない」です。
Kindle出版のメリットでお伝えしましたが、Kindleで収益を得る方法は2つです。
「印税の35%か70%」か「「Kindle Unlimitedで読まれたページ数×〇〇円」です。
たとえば、ページ数×0.5円の場合、1000ページ読まれたら「500円」です。
これを多いと思うかがどうかは人それぞれですが、
100時間かけて書いた本の収益が「500円」だとしたらどうでしょうか?
明らかなブラック労働ですよね。
もちろん一度出版した本が読まれ続けたら「毎月500円」入ります、そしたら1年で6000円です。5年で30000万円です。
意外と馬鹿になりませんよね?
まあ、この売れる本を作るのが非常にむずかしいものの、できなくはありません。
作りまくって、それがぜんぶ毎月読まれ続けたら、結構な額になるでしょう。
デメリット⑤:書き続けなければいけない
デメリットは5つ目は「書き続けなければいけない」です。
文章を食べるって想像以上に厳しい道です。
Kindle出版で大当たりしても、また書かないといけません。
なぜなら、人はすぐに他のものに熱中するからです。
たとえば、一発屋の芸人の末路、名前は出しませんが。
一発当たってもまた、次のステップにいかなければいけません。
これってかなり険しい道のりですよね。だからこそ、みんなやめてしまう。辛いからこそやめてしまうのです。
やめなければうまくいったかもしれません、逆にやめたからこそうまくいった、こんなこともありますよね。
では、一体何が正解なのか?
「正解はありません」
残念ながら正解はありません。
たとえば、「わたしはカレーが好き」「わたしはカレーが嫌い」どちらが正しいでしょうか?
どちらも正しいですよね。
SNSで言い争っている場のほとんどが、「好き」か「嫌い」で争っています。「好き」か「嫌い」か争うなんて、しょうもないです。
みんなの主張が違うのは当たり前です。
何は言いたいかというと、正解がない以上「選んだ方を正解する」これが1番かなと思います。
Kindle出版を書き続けた結果、「何も成果が出なかった」
こんなことになったら、悲しいです。
ただ、悲しくて立ち止まっていたら前に進めません。
「これからどうするのか」
これを常に考えながら取り組むと「選んだ道良かった」と思える人生にすることができると思っています。
あなたもできる!
今回は「【こんなに良いの!?】Kindle出版のメリット10つ・デメリット5つ紹介します」ということでお伝えしました。
まとめると
- 0円で出版できる
- 出版する方法をかんたん
- 出版までの時間が早い
- 印税率が高い
- 永久的に販売できる
- 本の内容を更新できる
- 無名でも売れる
- Amazonで販売できる
- 自分の商品を持てる
- 人生が変わる
- 低評価レビューに弱い
- 書くのが大変
- すべてを自分でやる必要がある
- そこまで稼げるわけではない
- 書き続けなければいけない
まずは、試しに1冊作成してみてください。
確実にまえにすすみます。