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時短!本の読み方を5つ紹介

このような方におすすめです
  • 本はぜんぶ読めない
  • 本を読みたいけど時間がない
  • 効率的に本を読む方法を知りたい

本記事では「時短!5つの読み方」をお伝えします。

本を読むとき意識していることはありますか?

大半の人が特に意識せずに読んでいると思います。

ここでは、本の読み方を5つ紹介します。

が、その前に大切な前提の部分をお話しします。

大前提!本はぜんぶ読まなくていい

私たちは小さい頃から言われていることがあります。

それは「本はぜんぶ読まないといけない」という教えです。

たしかに、小説などの物語系はぜんぶ読まないと内容が分からなくなります。

ただ、ビジネス書などノウハウ本は「ぜんぶ読んではいけません」。

なぜなら、「著者が伝えたい内容は本全体の20%だから」です。

80対20の法則というものをご存知でしょうか。これはイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが提唱したもので「イタリアの国民全体の2割が、イタリア全体の8割の富を生み出している」という有名な法則です。

この法則はあらゆることに当てはまります。これを読書に当てはめると「読書で得られるものの80%は20%を読むだけで得られる」となります。

要は「本は全部読まずに気になるところだけ」を読むとコスパが良いということです。

こんなことを言うと「もったいない」「著者が一生懸命書いたのに」ということを言われるかも知れません。

ただ、自分の時間の方がもったいないと思いませんか?

本からは1つ学べたらそれで十分です。その1つから今よりも成長したらそれだけで元は取れています。

こんな偉そうなことをいっている私ですが、この事実に気づいたのは「本を100冊ぐらい読んでから」です。そこからは効率的に読ませていただきました。

とはいえ、気になるところだけ読めと言われても困りますね。

おすすめは「本の要約」です。

本要約サービス「flier」では、本の要点を分かりやすく伝えています。解説者独自の視点もあるため参考になりますよ。

気になる方はこちらの記事を読んでみてください。

先読み

先読みとは、本の「はじめに」「目次」「おわりに」から読む方法です。

先読みの具体的な活用方法をお伝えします。

ぶっちゃけますと、著者が1番伝えたいことは「はじめに」や「おわりに」に書いていることが多いです。

そして、1番伝えたいことを見抜いたら、あとはかんたんです。

目次を見て、その1番伝えたいところを読めば良いだけです。

この先読みは、著者が1番伝えたいところを効果的に最速に読めます。本を読む時間を効率的にしたいのなら打ってつけの読み方です。

要するに読み

要するに読みとは、1テーマ読んだら「要するに〜」とまとめて読む方法です。

たとえば、ある文章を読んだら、要するに〇〇だよね、と内容を要約するというものです。

この方法は読んだところを「自分の言葉でまとめる」ため、かなりレベルが高いです。

レベルが高い分、自分のレベルを上げるのには最適です。

ツッコミ読み

ツッコミ読みとは、内容に賛成や反論をしながら読む方法です。

たとえば「今は会社で働くよりも個人で稼いだ方が安定する時代だ」という文があったとします。

賛成の場合は「だよね。会社はいつ潰れるのか分からないし、リストラされる時代だから個人で稼いだ方が安定するよね」と。

反対の場合は「違う。個人で稼ぐのは給料が不安定だから安定ではない、潰れない会社に入れば安定して生活できる」と。

このような感じで、その内容に賛成または反対をしながら読むと「自分の意見」を持てるため、深い学びを得ることができます。

この方法は実践すると、意外と楽しいですよ。

また、賛成でも反対でもなければ、両方の意見を持てるためいろいろな視点からものごとを考えることができます。

楽しみ読み

楽しみ読みとは、自分の興味のあるところだけ読む方法です。

先ほどの「先読み」と少し似ています。

本は「面白いところ」もあれば「退屈なところ」もあります。

面白いところはスイスイと読めますが、退屈なところは読むが辛いですよね。難しい内容のところも同様です。

ただ、この「楽しみ読み」は本の面白いところだけを読む方法です。

退屈なところや難しいところは読み飛ばして、自分が面白いと感じるところだけを読みます。

つまりは幕の内弁当です。幕の内弁当も好きなものだけを食べられるようになっています。

「本が退屈で読めない」

「本が難しくて読めない」

という方に、ぜひ試してほしい読み方です。

戦略読み

戦略読みとは、他の人と差をつける読み方です。

たとえば、あなたが社会人1年目だったとしましょう。他の人と差をつけるために読書をします。ここで、普通に読書をすると「読書をする社会人1年目」と変わりません。

「読書をする社会人1年目」と差をつけるためにも、「社会人1年目は基礎本を読むことを徹底する」とすればどうでしょうか。

そして社会人2年目からは「専門分野を読む」。

このように、ただ読書をするのではなく「戦略的」に読む方法が「戦略読み」です。

学ぶ期間を効率的にできる読み方です。読書もすれば成長するわけではありません、最速で成長するためには「戦略」も必要です。

まとめ:読書と筋トレは同じ

「時短!本の読み方5選」をまとめると、

  • 「先読み」とは、本の「はじめに」「目次」「おわりに」から読む
  • 「要するに読み」とは、1テーマ読んだら「要するに〜」とまとめて読む
  • 「ツッコミ読み」とは、内容に賛成や反論をしながら読む
  • 「楽しみ読み」とは、自分の興味のあるところだけ読む
  • 「戦略読み」とは、他の人と差をつける違う読み方で読む

と5つの読み方をお伝えしました。

情報が得やすい時代になりました。

もはや「普通の読書」では他の人と変わりません。

筋トレも普通にしていたらマッチョになれません。生活習慣をすべて変えないとダメです。

突き抜ける存在になるためには「工夫する」しかありません。

ABOUT ME
しんよみ
しんよみ読書ブログの管理人。20代の男性。年間100冊以上本を読んでいます。もの書きを目指して日々執筆しています。