「お金について結局何が大切なのかわからない」
今回は「アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書(アンドリュー・O・スミス)」という本を読んで学んだ、「お金について大切なことを5つ紹介」します。
「アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書(アンドリュー・O・スミス)」とは?

アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書です。
「世界基準のお金との付き合い方の基礎知識」をすべて学べます。
日本の高校生はどうなのか?
少なくとも、わたしのいた2014年〜2016年ではお金の勉強はしていません。
大人になっても学んでいない方も多いと思います。
- お金の計画の基本
- お金とキャリア設計の基本
- 就職・転職・起業の基本
- 貯金と銀行の基本
- 予算と支出の基本
- 信用と借金の基本
- 破産の基本
- 投資の基本
- 金融詐欺の基本
- 保険の基本
- 税金の基本
- 社会福祉の基本
- 法律と契約の基本
- 老後資産の基本
もうすべてを学べます。結構がっつりした内容ですが、読みやすさは保証します。
これは、「お金の基礎を勉強をしたい」と思っている方にオススメの内容です。
お金について大切なこと

ここからの内容は、実際に本書に記載されていた「お金について大切なことを5つ」紹介いたします。
①すべてのものには税金がかかる
まず前提として、すべてのものには税金がかかると思いましょう。
たとえば、
- スーパーマーケットで買い物するとき、「消費税」を支払う
- 得た収入に対して、「所得税」を支払う
- 住んでいる町に対して、「住民税」を支払う
- 会社が稼いだお金に対して、「法人税」を支払う
- 海外からものを仕入れるときに、「関税」を支払う
稼いだ収入に対して「所得税」を支払い、稼いだお金をスーパーマーケットで使うときに「消費税」を支払う、
つまりは、何をするにも税金が発生します。
このときに大切になってくるのが、収入は「税金を引いた額」で考えることです。
「よし!50万円を稼いだ。今月はこれを買おう」と考えても、実際に手もとに残るは税金を支払った額になります。
普段からすべてのものには税金がかかると生活することで、より正確に収支を把握できるようになるでしょう。
②質素に暮らす
「ようやくお金がたまったから車を買おう」
「転職して収入が増えた、もっと良い場所に住もう」
人は、お金がたまるとこのような考えになります。それは、裕福に過ごしたいからです。騒音がうるさい場所に暮らすのは耐えきれませんよね。
ただ、常に「倹約でいること」に心がけておくと良いでしょう。
何もお金を使わないではありません、いざというときのために「質素に暮す」ほうがあとあと安心できます。
収入が増えても、生活レベルは変えずにいると、結果として裕福に暮らせるようになるでしょう。このような「長期目線」も大切です。
③借金をしない
「100万円貸します」と言われて受け取る方はいますか。
もし、返すときに「100万」だったら良いですが、それでは商売になりません。返す時は「110万」など、プラスで支払う料金が出てくるでしょう。
お金を借りるという行為には、やはり相当のリスクがつきものです。
「リボ払い」
「ローン」
「分割払い」
など代表的なものは極力控えたほうが良いでしょう。
もちろん、ときには必要な時もありますが、必要最低限に抑えることが大切です。
④うまい話は疑う
「これをすれば100万儲かる」という話は絶対に疑いましょう。
せっかく、質素に暮らして得たお金も「台無し」になってしまいます。
必ず裏があります。
たとえ信頼における方でも、理解できない内容の誘いは断って、常に疑う精神でいると安心です。
⑤投資の多様化
今や「銀行にお金を預ける」より、投資に回した方が良いです。
かつ、多様な資産に分散投資しておくと、どこかで損失があっても他でカバーできます。
投資について詳細を知りたい方はこちらの記事をどうぞ
まとめ
今回は「アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書(アンドリュー・O・スミス)」という本を読んで学んだ、「お金について大切なことを5つ紹介」しました。
- ①すべてのものには税金がかかる
- ②質素に暮らす
- ③借金をしない
- ④うまい話は疑う
- ⑤投資の多様化
このような、いわゆる「原則」があると、どんなことが大切になるのかわかりますよね。
この記事があなたの参考になれば幸いです。