日商簿記2級試験に合格しました。
・日商簿記2級の資格を取得したいけど、勉強時間はどのくらいかかるのかな?
・実際にどんな勉強方法で合格したのか知りたい!
この記事では、日商簿記2級に合格の「勉強時間」や「勉強方法」などをまとめています。
実際に私も今回お伝えする方法で、日商簿記2級に合格することができました。
さっそく結論を申し上げると・・・
勉強時間:100時間
勉強方法:YouTube動画+問題集(過去問等)
詳細はこれから記載いたします。
これらの方法で「一発合格」することができました。
ぜひ今後、日商簿記2級を取る方のご参考になれば嬉しい限りです。
ちなみに簿記3級合格体験記もあります。気になる方は一緒にどうぞ。
日商簿記に合格するための勉強時間は200時間!

『日商簿記に合格するための勉強時間は200時間!』
これは日商簿記3級を合格した方の目安時間になります。
1日2時間勉強すれば、100日で目安時間に達成します。おおよそ3ヵ月少しくらいですね。
どうでしょうか?
「思った以上に短く合格できそうだ」と思った方もいれば、「もっと短期間で合格したい」という方もいるかと思います。
仮に1日約3時間勉強できれば、おおよそ2ヵ月少しくらい。さらに、1日5時間できれば40日です。
こちらは自身の状況に合わせて変更をすると良いでしょう。
『これなら自分でも行けそうだ!」と思ったいただければ幸いです。その気持ちが合格するうえで大切になります。
勉強方法:YouTube動画+問題集(過去問等)

ここからは「勉強方法」ですが、その前に「簿記2級とはどのような試験なのか」を把握する必要があります。
運営 | 日本商工会議所 |
受験資格 | 特になし |
試験科目 | 商業簿記 工業簿記 |
試験時間 | 90分 |
試験の方法 | 従来型の試験orネット試験(CBT方式) |
合格点 | 100点満点で、70点以上が合格 配点は、 商業簿記60点 工業簿記40点 |
商業簿記とは、購買活動や販売活動など、企業外部との取引を記録・計算 する技能で、企業を取り巻く関係者(経営管理者・取引先・出資者等)に対し、適切、かつ正確な報告(決算書作成)を行うためのものです。
商工会議所より
あわせて、工業簿記についても記載いたします。
工業簿記は、企業内部での部門別や製品別の材料・燃料・人力などの資源の投入を記録・計算する技能で、経営管理に必須の知識です。
商工会議所より
ここでお伝えしたいのは、以下の2点です。
・ネット試験(CBT方式)で受験ができる
・合格点は70点以上
ネット試験(CBT方式)は、簡単にいうと自身で試験日を決めることが可能ということです。通常は試験日決まっていますが、CBT方式は自由です。仮に落ちたとしても2週間後に再度チャレンジしたいと思えば受験することも可能です。
合格点は70点以上は、別にぜんぶわからなくても7割正解すれば良いということです。
そして、気になる勉強方法をお伝えします。
勉強の基本はインプットとアウトプットを繰り返していくことです。
そして日商簿記2級を合格するうえで重要なのは「アウトプット」です。なぜなら、「すべて計算問題」だからです。もちろんインプットは前提です。
私は以下の方法で合格できました。
- インプット:YouTube動画(たぬきち)+日商簿記2級テキスト
- アウトプット:日商簿記2級過去問題集
インプットは「たぬきちさんというYouTube動画」→「日商簿記2級テキスト読む」
アウトプットは、「日商簿記2級テキストの基礎問題」と「日商簿記2級過去問」です。
私はインプット20時間、アウトプット80時間の割合でした。
日商簿記3級合格された方はイメージがつくと思います。
ただ、今回から商業簿記に加えて、「工業簿記」が追加されています。
「難しそう」と思われるかもしれませんが、今一度日商簿記2級の合格点を確認しましょう。
100点満点で、70点以上が合格
配点は、
・商業簿記60点
・工業簿記40点
これをみると、「工業簿記40点だから多少落としても良いのでは?」と思われるかもしれません。
実は、工業簿記のほうが点数取りやすいのです。というのも、日商簿記2級の商業簿記は難しいです。以前、日商簿記1級の試験範囲だった日商簿記2級の範囲になっているため、難易度が高くなっています。
一方、工業簿記はわりと「基礎問題」が出題されるため、基礎をしっかりと学習すれば比較的点数が取りやすいです。
商業簿記は基礎問題は落とさずに、応用問題は難しいため「ぜんぶ取ろうとはせずに落とすところを落とさなようにする」とよいでしょう。もちろん、応用問題も対策すれば問題ありませんの。
最後に

今回は、日商簿記2級に合格の「勉強時間」や「勉強方法」をお伝えしました。
勉強時間:200時間
勉強方法:動画学習+テキスト+過去問題集
資格試験で大切なことは「モチベーション維持」です。
そのための1つの方法が「合格した自分を想像する」です。
「試験に合格している自分」
「試験に落ちている自分」
どちらが嬉しいかというと、もちろん「試験に合格している自分」ですよね。
これを想像しながらモチベーションを保つと良いでしょう。
今回の記事が、日商簿記2級を取る方のご参考になれば嬉しい限りです。