ここでは、会計の分野を学べる本を5冊ご紹介いたします。
「会計の基本知識を学びたい」
「ストーリー形式で会計知識を学びたい!」
「経済現象のなぜがわかる」
「決算書を読めるようになりたい」
「手っ取り早く学びたい」
かなり厳選しているため、すべて読んでほしいですが、
まずは1冊!試しに読んでみてください。
会計学入門(高橋洋一)
「会計の基本知識を学びたい」
こんな方にぴったりの1冊です。
会計学というと、「専門的な知識だからそこまでは・・・」と思う方もいるでしょう。
ただ、会計学は社会人にとって、いや全人類にとって絶対に知っておく知識です。
なぜなら、「世界では会計は知っていてあたりまえだから」です。
「不良債権ってなに?」
「BSとは」
「PLとは」
?マークがついた方は必ず読んでください。
なんとなくではダメです。超絶詳しくとはまではいきませんが、最低限説明できるくらいにはしておいて損はないです。
数字は嘘をつきません。
ストーリーでわかる財務3表超入門(国貞克則)
「ストーリー形式で会計知識を学びたい!」
会計と聞くと「むずかしい」と感じる方もいるでしょう。
ただ、こちらの本では、「ストーリー形式」で会計を学ぶことができます。
会計知識ゼロの主人公あかねが、アクセサリー販売の会社をつくり、仕事の現場でさまざまな経験をしながら会計の本質と全体像を学んでいきます。
ストーリー形式は非常にわかりやすいですよね。ある用語について、例を出して説明するのも良いですが、ゆっくり丁寧に説明してくれるストーリー形式はより理解しやすいです。
この本では、お金の出し入れが表す「家計簿」が理解できる人であれば誰でも理解できると記載があります。
ほんとうにそのとおりだと思います。
ぜひ一度読んでみてください!
「1秒!」で財務諸表を読む方法(小宮一慶)
「経済現象のなぜがわかる」
いきなり「1秒!で財務諸表?」と聞くと不安に思うかもしれません。
たしかに、本書は先の2冊と比較すると「少しむずかしい」と感じます。
ただ、自分が聞いたことがある会社や経済現象をを例に説明しているため、身近に感じて理解が深まることでしょう。
- なぜ、航空券には早割り格安チケットがあるのか
- なぜ、液晶テレビの価格がどんどん下がるのか
少しでも興味を持ちましたらぜひ読んでみてください!
世界一楽しい決算書の読み方(大手町のランダムフォーカー)
「決算書を読めるようになりたい」
決算書で非常にとっつきにくいですよね。謎の用語と桁数の多い数字、もうわけがわかりません。
何冊か読んでみたけどいまにち理解できない、なんとなくしか・・・、そして決算書を読むをやめてしまうこともあるでしょう。
ただ、そう思ってしまうのは原因があります。
それは、「読んでも自分ごととして理解できないから」ということです。
架空の決算書を読んでも理解はできても、納得はできません。
ではどうすればよいのでしょうか。
答えは、「実在する企業の決算書を読むのが一番」です。
クイズ形式であり非常に読みやすいです。
ぜひ一度読んでみてください!
みんなが欲しかった!簿記の教科書 日商3級 商業簿記(TAC)
「手っ取り早く学びたい」
会計を学ぶために、さまざまな本を読むのもありです。
ただ、資格試験の勉強が手っ取り早く学べます。
なぜなら、実際に問題を解いていくことで、会計の全体像が理解できるからです。
まず簿記とは、帳簿記入の略です。
会社では日々取引がされております。たとえば、商品を100円で仕入れて、150円で販売する。これらの、日々の取引を帳簿に記入します。
そして、最終的には「決算書作成」します。
一連の流れを網羅できます。
簿記の資格には、日商簿記、全商簿記、全経簿記の3種類があります。それぞれの主催団体や主な受験者層は以下のとおりです。
主催団体 | 主な受験者層 | |
日商簿記 | 日本商工会議所 | 大学生・社会人 |
全商簿記 | 全国商業高等学校協会 | 商業高校に通う高校生 |
全経簿記 | 全国経理教育協会 | 経理・会計の専門学校に通う学生 |
大学生や社会人が就職や転職、昇進などキャリアに活かすために取得するなら、日商簿記がおすすめです。知名度も高いですからね。
かくいう私も、TAC出版を読んで「日商簿記3級」と「日商簿記2級」を取得できました。
詳細はこちらの記事もあわせて読んでみてください!
まとめ
今回は「【会計】厳選5冊」をお伝えしました。
- 会計学入門(高橋洋一)
- ストーリーでわかる財務3表超入門(国貞克則)
- 「1秒!」で財務諸表を読む方法(小宮一慶)
- 世界一楽しい決算書の読み方(大手町のランダムフォーカー)
- みんなが欲しかった!簿記の教科書 日商3級 商業簿記(TAC)
紹介した本はすべて読んでほしいです
とはいえ、まずは1番気になった本を読んでみてください